マイナースポーツ、キャニオニング。実はキャニオニングの世界には、プロガイドに特化した決められた一つの大きな団体というのは存在しません!特に資格制度には世界キャニオニング協会と記載されていることがありますが、残念ながら世界各国が繋がる一つの団体、協会は存在していないのが現状でした。。しかし、昨年、長い時を経て毎年おこなわれてきた国際キャニオニング会議RIC canyonig(各国の協会や団体が集まり、キャニオニングを楽しみ、各国の制度、スタンスなどを知り、交流する場:開催都市は毎年変わる)において、世界で初めて統一団体(プロ、アマ問わず)が制定されました。その名も国際アマチュアキャニオニング協会( International Association of Amateur Canyoning (以下IAAC))。
ジャパンキャニオニング協会は、IAACに属した日本初の公式団体と承認されました。
また、ジャパンキャニオニング協会は、アジアの代表としてIAACの理事をも務めることになり、日本、アジアのキャニオニングシーンを盛り上げていくことでしょう!また、スプラッシュはジャパンキャニオニング協会が認めた正規事業者であり、キャニオニングの発展と技術の向上を日本中に届ける責務を果たしていく所存です。
私達スプラッシュが運営するアドベンチャーツアーは、日本における安全性の模範基準に挑戦しています。初心者の方から、水が苦手な方、そして、体に障害をお持ちの方まで、安心してツアーにご参加頂けるよう、世界に通用する様々なライセンスと技術の取得、そして、お客様の声を生かした改善を行動に移すサービスの追求、この2点に集中し力を注いでいます。
アウトドアツアーに関して言えば、日本はまだまだ後進国です。そこでスプラッシュではアウトドア先進国の技術やトレーニングを取り入れて、より安全なツアーを提供できるよう努めております。主にニュージーランドラフティング協会(NARA)の国家資格(世界で唯一、ラフティング国家認定資格),世界ラフティング協会(IRF)や世界キャニオニング委員会(CIC)のガイド資格を取得(合格率約40%の国家資格コースで、日本では数名保持)。これらの技術を習得し、常に日本の技術における最高峰を知ることで、ガイド全体のレベルアップを目指しています。
セーファーとは、ツアー運営に対する危機管理リストと安全確認のチェックリストです。全てのお客様に安全を第一に考え、どんな時でもどんな方にでも、適切な対処・行動を起す為のカードです。ガイドは、ご挨拶から、保険書類等の説明、そして楽しいツアーの現場でも所持して、万が一が起こらぬよう事前対策をしております。どんなに優秀なガイドでも人間です。ど忘れしてしまう事、間違った行動が起こりえます。そのリスクを最小限に留める対策として、世界基準の安全対策となるセーファーを使用して、お客様に安心してツアーにご参加頂けるよう努力しております。
スプラッシュのツアー運行規定には、「SCSE」という行動規準があります。
「SCSE」は、Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)の頭文字をとったもので、全スタッフにとって、お客様に最高のおもてなしを提供するための判断や行動のよりどころとなっています。「SCSE」は、その並びがそのまま優先順位を表しています。ツアー運行にあたり、重要な行動規準である「SCSE」は、スプラッシュを運営するにあたって大切にしている基準です。
行動規準の中で第一に優先するのが、“Safety(安全)”です。ゲストにとって安全な場所、安心、安らぎを感じる空間を作りだすのはクルーの役目(仕事)です。
2つめの鍵は、“Courtesy(礼儀正しさ)”です。単に、言葉づかいや対応が丁寧なことを示すのではなく、相手の立場にたった、親しみやすいおもてなしのことを言います。
3つめの鍵は、Show(ショー)ですツアーのあらゆるものが、楽しませるという観点から考えられ、構成されており、もちろんスプラッシュで働くクルーもショーの一部です。
最後の鍵は、Efficiency(効率)です。効率は大切ですが、安全や礼儀正しさ、ショーを無視して効率を優先しても、楽しんでいただくことはできません。安全、礼儀正しさ、ショーを心掛け、チームワークを発揮することで、効率を高めます。
僕たちスプラッシュクルーは、一つの大きな思いを掲げながら、ツアーに関わっています。それは、自然とそこに住む人々との共存を目指し、“活性”に力を入れた取り組みで地域社会に貢献していく!という事です。僕たちは、開拓における先駆者(パイオニア)としての実績(奥多摩ホーリーキャニオン、もののけキャニオン他)を積み上げてきました。これからも先駆者としての過疎地域と関わる情熱を持ち、今後も、自然と遊びのバランスに注視しながら、世界に誇れる“自然のリノベート改革”を起していきたいと思います。
《実績》
2010年 奥多摩”もののけ、ホーリー”:町の観光事業開発と地域住民への理解を得ながら、
アウトドアの町づくりに貢献。現在では、多くの同業者が奥多摩で活動する基盤を開拓した。
2011年 伊豆”シーサイド,ハンター”:海のイメージが強い伊豆において、中伊豆の観光資源を有効活用した
アクティビティを提案。伊豆ジオパーク認定され、さらにアウトドアの中伊豆を推進中。
2012年 沖縄”西表やまねこ”穏やかな自然の楽しみ方に加え、アクティブに動く遊びを提供してほしい!との依頼を受け,コース開拓と動きを多く取り入れたキャニオニングを提案。宿泊の集客に貢献できるシステム構築に協力、開発中。
*各キャニオンは、私達が開拓(コース、ネーミング)し、ツアーコースとして多くの方に親しまれていることが喜びであります。また、こうした活動を地域の特性を生かしたカタチを模索しながら、今後も引き続き継続性をもって、地域社会に貢献できる一つのワンピースであり続けたいと思います。
アウトドアツアーを選ぶ際にお役立てください
アウトドア体験するにも、運営会社や実際に体験する地域選びなど、初めての方には、選び方が非常に難しいですよね。そんなあなたにツアーに参加する際の3つのポイントを紹介したいと思います。
何をするか、決まったらまずは、友人と相談し、遊ぶ日にちを決めましょう。そして、その日は、日帰りなのか、泊まりなのかを相談しましょう。よくあるツアー後のご意見で、思ったより近くて、時間がもったいなかった。もっと色んな事できたので泊まりでくれば良かった。など、様々なご意見を頂きます。関東近辺のお客様を例に例えてみると、以下のような結果がでました。
さあ、ツアー選びに入りましょう!ツアー(会社)を選ぶ際の幹事さんは大変ですよね。多くの方は体験した事がないにも関わらず、数あるツアー会社が混在し、同じ様な資格を持ち、同じコース、、そして、さほど変わらない、ちょっと高い料金。悩みますよね。ちょっと目を落としがちな、お客様の立場にたって考えてみた、小さなコツを考えてみました!
あなたにとって、安心して参加できるか?自分達の予算に合っているか? 是非検討する際の参考にしてみてくださいね。
いよいよ最終項目です。選ぶツアー(会社)も決まりました!さて、どんなプランで参加しましょうか? すでに何をしたいか?は決まっているあなた!上手くプランをコーディネートできれば、みんなにとって素晴らしい体験だった!と喜んでもらえそうですね。ここで重要なのは、みんなのリクエストを取り入れて行く事です。
例えば、一日遊べる、コンビネーションパックやツアー後のバーベキューを付けたり、電車の旅ならば、無料送迎を有効活用したり。と、各社様々なサービスを行っているので、体験を彩る手段として、有効活用してみてください。また、地域情報を調べてみるのも良いかもしれません。近くで、小さな町ならではのお祭りが開催されていたり、有名店のおみやげ情報なんかも頭の片隅に。
グループの旅だったりすると意外と盛り上がりますよ!